弐千十年 弐千十壱年 新年

 ある晩、太鼓の神様が夢にやってきて、こう言った。
GOCOOはたくさんの太鼓を使って演奏してるけど、
もしその太鼓ぜんぶがおんなじ音だったら、つまんないよ。
そんなの全然つまらない。
ああ、そりゃそうだ。夢を見ながら頷くワタシ。
太鼓はひとつひとつ、そいつの音色があり
そいつの面がまえがある。
太鼓として、どんな一生を送るかで
音色も面がまえも違ってくる。
当然のごとくシメとオケでも音色は違うしね。
でももし、どの太鼓を打っても、同じ音だとしたら・・・
考えただけでぞっとするね。
こんなに太鼓が好きにもならなかったかもしれない。
浅い眠りでみた夢だからか、そんなことをいろいろ考えた。

さらに夢はつづく。
そう。太鼓はどれも全部違う。
だから、ハーモニーが、生まれるんだよ。
夢の中でそう言われたとき、はっとした。
違う音色が重なるから、ハーモニーが
できあがる。そうか・・・そうだよね。
たしかにそりゃそうだ!

タロさんもよく言ってる。
音色のいいものはもちろん
でもそればかりじゃなく
ちょっと変な音のするクセのある太鼓も混じってたり
高音、低音、中音域・・・いろんな音が混じってないと
全体の音がおもしろくならない。

じゃあ、ワタシ達人間はどうだ?
やっぱりひとりひとりが違っているから輪ができたとき
そこにハーモニーが生まれる。
ワタシ達ひとりひとりの音色や面がまえを育むのは
生きて味わうひとつひとつの出来事たち。

で、太鼓はと言えば
ワタシ達が生きて味わういろんなことを
より鮮明に、より濃厚
より深くしてくれるチカラがあるんだろう。
太鼓に出逢ってからの人生は
年々その度合いを増しているから。

ワタシ達太鼓打ちは、その音に込めて放つことができる。
思いもエネルギーも願いも、祈りも、愛も感謝も。
音は、彼の世と此の世の境もくぐり抜けることができるし
その境を曖昧にしてやがて無くすことだってできることも
きっとワタシ達は知ってる。
だから、サボるわけにはいかない。


2010年、みんなは、どんなことを味わったかな?
2010年って年は
苦しんだり、もがいたり、打ちひしがれたりすることも
ワタシ達が未来の扉を開いていくために必要だったりする
苦しむが吉・・・
そんな年でもあったように思うんだな。
ワタシ自身にとっても、みんなを見ていても。

そして2010年も終わり近くなって
たしかに苦しみもがいた甲斐あって
扉が開く気配を
差し込んでくる光や
吹き始めた風に感じるようなこの頃。

今年1年、みんなほんっとーーーによくがんばりました。2010年を経て、みんな1年前より
さらにいい面がまえになったでしょう?
それがなにより物語ってる。

2011年卯年の卯は門なのだそうですよ。
新たな扉を開く時―――

ワタシ達も、この世界も、いろんなことを味わって
しっかり味わって
力強く扉を開いて進んでいけますように。

この世界に、すてきなハーモニーが響き渡りますように。

2011年も、GOCOO打ちつづけて参ります。
(^ふ^)
HAPPY NEW YEAR!!!



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Gocoo kaoly

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日本国内をはじめ、世界中で活動している創作和太鼓グループ「GOCOO」のリーダー。
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